代襲相続をすると言われましたが何のことでしょうか?

Q、先日祖父から僕は代襲相続をするという話を聞きました。代襲相続とは一体何のことなのでしょうか?

数日前、親戚が集まる用事があり、僕も出席してきたのですが、そこで色々と将来的な話になり、祖父が亡くなった時には他の相続人と共に、僕自身も大事相続人として祖父が残した相続を引き受けるという話を聞きました。
その場では他の親戚などもいたので、代襲相続が何かということについて詳しく聞くのは恥ずかしいと思い、特に口を挟まずうなずいていただけなのですが、代襲相続と言う意味が全くわかりません。

僕は父を幼い頃に亡くしているのですが、これは何か関係あるのでしょうか?
祖父はまだまだ元気なのですぐに相続問題が発生するようなことはないと思っていますが、初めて聞いた言葉が分からずに戸惑っています。
万が一祖父が亡くなってしまった時に僕は何かやらなくてはならないことがあるのでしょうか?
孫なのであまり関係がないと思っていたのですが、僕自身が代襲相続をするという話を聞いたので相続に何か関係あるのかと思いとても不安な気持ちを持っています。

A、亡くなったお父様に代わって相続権を持つということです。

代襲相続というのは、本来相続人として相続教委などにも参加するはずの人物が何らかの形で相続協議に参加できない場合に、そのお子様が代わりに相続人となることになります。
上記のケースでは、お父様が今後被相続人となるお爺様よりも先に亡くなられているということですので、お爺様が亡くなり被相続人になった時には、本来相続人となるはずのお父様に代わってあなたが相続人になることを代襲相続と言います。

代襲相続人というのは名前こそ代襲とついていますが、実際には法定相続人となんら変わりはありませんから、相続をする際の選択方法やその他書類へのサイン、それから分割論などについても他の相続人と同じだけの主張をすることができます。
もちろん、相続人の中でも配偶者とお子様の立場で違っていますので、そういった意味では被相続人の配偶者となるあなたから見たお祖母様と、あなたの取り分が変わってくるのですが、お父様に代わって相続協議に参加しお爺様が残してくれた財産を分割することに変わりはありません。

また、何らかの事情があり、財産を引き受ける必要がないと判断した場合には財産も放棄することや限定承認をすることなども可能になっています。
更には遺言書が残されておらず法定相続人の中である程度の協議を行う際に自分自身が財産をかけなくても良いと思うのであれば、その時に財産放棄をして自分が受けるべき財産を他の相続人に譲るといった方法もあります。

あくまでも代襲相続というのは今回の場合、亡くなってしまった人に代わりにあなたが相続人であるということですので、被相続人が亡くなってしまった場合には相続協議に参加することと財産を引き受けるからには、相続税の対象となりますので、受ける財産によっては相続税の支払い義務が生じてきます。
代襲相続をした際などにはしっかりと公正証書を残しておいた方が良いので、こうした部分では税理士さんに相談しながら後々トラブルにならないような公正証書をしっかりと作ってもらうようにしましょう。

代襲相続人が立たなければ自分が相続人になれるという立場の方の場合、代襲相続人に対して嫌味を言ったり何らかの形で、代襲相続した財産を分けろと言ってきたりすることがありますが、こういった部分については基本的に相手にする必要はありません。
トラブルを避けるためにどの程度の財産を分ければ良いのかなとについて考えていく場合には専門家として、税理士さんに相談しながら進めると厄介なトラブルに発展してしまうことも少なく、比較的円満に相続協議を収めることができます。